日本歴史紀行

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歴史紀行 飛鳥時代編 2 世界遺産 法隆寺東院

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世界遺産 法隆寺東院

奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内

中門から大講堂へ続く回廊に包まれるように建つ五重塔と金堂が印象的な西院から、東院を代表する夢殿は、荒れ果てた、かつて斑鳩宮があった跡地に聖徳太子の冥福を祈るために、行信僧都が建立しました。

歴史紀行 飛鳥時代編1 世界遺産 法隆寺 西院

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法隆寺 西院

奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内

法隆寺は、聖徳太子が造営した斑鳩宮の側に創建しました。

太子は飛鳥時代の皇族で、用明天皇の第二皇子として生まれ、女帝 推古天皇摂政を務め、十七条の憲法の制定や冠位十二階の制を定め、我が国の国家としての形を整えた人物でした。

法隆寺の創建は、西暦607年(推古15年)創建と伝わり、この年は、太子が小野妹子を遣隋使として随(現在の中国)へ派遣した年でした。

西院の象徴的な五重塔は高さ34メートルの5層の塔で、内部には、通常非公開の釈迦入滅を表した塔本四面具(北面涅槃)が納められています。